院長挨拶
院長挨拶
ひとが不調に至るまでの道のりはさまざまです。
頭痛ひとつを取っても、気圧変化に伴う浮腫、人間関係における「怒り」感情の蓄積、甘味の過剰摂取による消化力低下、鬱熱、冷え・・と複数の要因が絡み合った結果として頭痛が引き起こされます。
このような体調不良を読み解くには、診療科横断的に状態を診る必要があります。
私は防衛医科大を卒業した後、産婦人科を専攻しましたが、初経から閉経と大きく変化し、また毎月の月経周期によって常に影響を受ける女性の身体に向き合うには、西洋医学のみの診療では不足を感じていました。
そこで医学部卒業後10年目から東洋医学を学ぶことで、局所の情報を繋いで身心全体を診る伝統医学の考えを取り入れる医療にたどり着きました。
健康雑誌やメディアで「不定愁訴」という言葉をよく耳にしますが、不具合を持って来院される方々をしっかりと観察していきますと、けしてその症状は「不定」ではなく、辻褄があっている事がわかります。局所と全体、各診療科を繋ぐ医療、それが泉州統合クリニックが目指す医療です。
泉州統合クリニック院長
中田 英之
院長プロフィール
経歴
平成7年 | 防衛医科大学校卒業 産婦人科入局 |
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平成7年 | 防衛庁医官として、防衛医大産婦人科、自衛隊中央病院、 自衛隊仙台病院の他、第六後方支援連隊にて部隊勤務を経験 |
平成13年 | 自衛隊仙台病院 産婦人科・漢方外来 |
平成17年 | 慶應義塾大学医学部 漢方医学講座所属(現漢方医学センター) |
平成21年 | 練馬総合病院着任(漢方内科外来担当・健康医学センター長) |
平成23年 | 練馬総合病院 漢方医学センター長に就任 |
令和3年 | 医療法人ロングウッド 泉州統合クリニック 院長に就任 |
専門医
- 日本産婦人科学会 産婦人科専門医
- 日本東洋医学会 漢方専門医・指導医